私がSnowManのいる世界線に辿り着くまでの話

一番最初に「SnowMan」というワードを聞いたのは、記憶の限り、おそらく阿部担の親友Aからである。

ただし「阿部くんって子のファンなんだよね〜」くらいの話題で終わり、私もジャニーズに興味がなく、その時はそのままフェードアウトしていた。

気象予報士の資格をとった子、という、世間一般の人間が最初に得るような情報のみで5〜6年寝かせたままだった気がする。

ウィスキー熟成させてるレベルで寝かせている。

当時少しは調べたはずだが、まだYouTubeチャンネルもなく、ほぼ東京のみで活動していた当時Jr.の彼らを知ろうとするには、東北の地はちと遠すぎた、という言い訳。

 

その後、何がきかっかけか思い出せないが、少クラを見た。

もしかすると、この親友Aが応援し始めたという「トラジャ」を覚えようと思ってのことだった気がする。

我が家はずっとBS加入してなかったので、番組の存在もよく知らなかった。

そしてたまたま見たのが、めめラウ「Game」の回。

考えてみれば、めめラウこじが加入して間もない頃。

へ〜、これもSnowManのメンバーなのか!顔がいい上に顎クイしてて、こいつ只者じゃないぜ…!という感想。

親友Aから新加入の子だと聞く。めめは熱い子だよと教えてもらう。俺様系じゃないのか…と驚く。

ラウちゃんがそんなに若いとも知らなかった。スタイルおばけだな〜とは思った。

そもそも新加入がどんなことかも分かってなかった。そういうこともあるんか〜!くらいの気持ち。

この事務所のシステムがよく分かってなかった。

 

さっくんは、ツイッタの検索で「佐久間大介 色気」みたいなサジェストが出てきて気になったのは覚えてる。

多分トレンドにもいて、佐久間一行さんしか知らなかった私は、勘違いして「色気…?」ってなった(多方面にごめん)。

検索してみて全然違う人ってことは分かったけど、その時も「ちょっとアイドルっぽくないポーズとか角度の人いるな」くらいの感じ。

後にアニオタと知ってめちゃくちゃ腑に落ちた。ヘタしたら厨二病になりうるような美的感覚を、ガチで体現できちゃう人ね。

 

こーじは、キンプリちゃんを知ってから調べたまいじゃにが先か、SnowManからが先か覚えてない。

関西では前へ前への子だな、と思っていたけど、SnowManではすごく気を使ってるのかな、でも本来は懐っこい人なのかな、などと余計なことを考えながら見ていた。

まさかあんなにお兄ちゃん達を懐柔していくことになるとは、まるで思っていなかった。

 

ひーくんは、SnowManを画像検索するとセンターにいることが多かったから、お顔は見た記憶あるけど、よく知らなかった。

ガチガチの真面目であまり笑わない人なのかなと思って、私がハマるタイプではないなとか思ってすらいた。(大間違いというか盛大な前フリというか)

 

ふっかさんに至っては、SnowManを把握した後にYouTube見始めても、なかなか掴めなくてよくわかんない人だな〜、声が良いのと、進行役とボケと両方やってて大変だな…?などと、これまた余計なことを思っていた。

 

しょっぴーはすのちゅを見始めるきっかけだったと思う。親友Bが担当だというから、どれどれじゃあ次に覚えてみようかな?などと思って、ちょうどその頃YouTubeがあることを知って見始めた。

しょっぴーも最初は掴めないというか、第一印象がチャラく見えちゃって、私のハマらないタイプかな…?などと思ってたので、加入組3人にバブいといじられてて混乱した。

でもすぐ把握した。この人しぬほど恥ずかしがり屋のツンデレだ…!

 

舘様は、キンプリちゃんのバラエティで共演してるのを見て、気になってはいた。

何?この間を全然怖がらない人…?という印象。

たぶんそんなにオモロワードじゃないのに、最後までたっぷり間を使って言い切って、絶対に落としてくるマン…!

スピワにめちゃくちゃ面白がられてるし…只者じゃない…

と、気になっていたところにドッキリ番組。殺人犯がマンションの部屋に押しかけてくるやつ。

リアルに怖いやつで、危機管理能力が問われる内容の中、すれ違っただけの相手の顔は覚えてるし、きょどりながらも冷静な判断(しかもドッキリを破綻させかねないレベルで)するし、でも前に前にではないタイプのようだから強くは主張しない、何かもっと深層を探ろうとしているような表情…。

そして極め付けが、みんなが恐怖で固まっている中、心配しつつもフライパンを振っている姿…

なにそれめちゃくちゃかわいいやん…心配しつつも美味しいごはん作ろうとしてるやん…

ただただ「愛おしい」という感想だった。

 

だてにハマりかけの頃、「ゆり組」という関係性も知った。

 

「ゆり組」がなんなのか知らないまま、トレンドに上がる「ゆり組」を見ていた。なんとなく調べたら負けだなと思っていた。負けた。

舘様が気になったから、すすめられるがままに発売中のananを手に取った。入手困難と聞いていたが、最寄りコンビニに一冊だけあったからつい買った。ゆり組号だった。負けた。

そこでやっと「ゆり組」の意味を知って震えた。なんか雰囲気が麗しくてゆりっぽいのかな、とか漠然と考えてたら、「組」までで一個の単語だった。そんな漫画みたいな関係あるのかと、関係厨である私は愕然とした。負けた。

ちなみに同号の別記事を読み、以降なんとなくスパイス白湯を飲む日々が続く。ゆり組は美容に効く。

 

それスノの特番があったことをツイッタのトレンドで知る。パンチームとストーン渡辺 を察する。

その後、それスノがparaviで見られることを知る。

元々洋画沼出身の私、複数の動画配信サイトに登録して感覚が麻痺しており、月額の安さに即登録。いきなりさっくん回を見て両親ともにさっくんファンになる。

あんなん良質なリアリティショーかつバラエティすぎる。

 

9時間生放送の存在も知る。

え?どこでそんなど根性企画を??と思ったらYouTubeだった。

そこで初めてYouTubeライブ配信もできるのだと知る。コンテンツの機能も学ばせてくれるマン。

 

ほどなくして、阿部ちゃん先生を見て関係性を学ぼうとする。

阿部ちゃんの物腰の柔らかさと、破茶滅茶な生徒達を一切否定しない教育方針に信頼を置いたのか、親が阿部ちゃんのことを「先生」と呼び始める。

 

そのへんでやっと毎週水曜日が更新日だと知り、リモート回あたりからリアルタイムで追い始める。

そんなにタイムリーに更新してると思ってなかった。大量供給期ありがてぇ。

 

そこからはもう、するするとスムーズにSnowManのいる世界へ吸い込まれていった。

YouTubeSnowManYouTubeとオタク、重ねてステイホーム期間。

あまりにも相性が良すぎた。

気づけばFC会員になり、今は立派なオタクとして暮らしている。

 

 

なぜかついでに母もしっかりスノ担になった。

これまで芸能人のファンになったことのなかった母だが、人が身体を動かしているのを見るのが好きなのと、先述のそれスノさっくん月山回から見始めて、頑張り屋さんの彼らがかわいくて仕方がなくなったらしい。

番組の罰ゲームでご飯が食べられないメンバーを見たりすると、かわいそうでかわいそうで見ていられない…と目に涙を浮かべる始末だ。

ぎゅうぎゅうに並んで仲良くしている姿も大好きらしい。

たぶんSnowManのことを生まれたての子猫かなにかだと思っている。

 

一度だけ運良く当たったチケットで、一緒にライブも行った。

アイドルのライブはおろか、スタンディングのライブが初めてだし、60代だからと傍目を気にしているようだったので、「そう何回も来られないのだから、悔いのないように楽しむんだよ!」と伝えたら、ライブ中ずっっっとぴょんぴょんしていた。

ちょうど後ろも隣も人がいない席だったこともあってか、冗談じゃなく、初めから終わりまでずっと身体を動かしていた。連れてきて本当によかったと思った。

当初、客席は若い子ばかりだろうと気にしていたので、「逆に年寄りは目立ってファンサもらえるかもよ?」と冗談を言ったら、「だって他の年寄りにもするんでしょ?」という、地雷系同担拒否疑惑が垣間見えたのは少し気になったが…

 

ところで、母は学生の頃ずっと運動部で、水泳やらバレーボールやらでそれなりの成績を残し、スポーツは得意な人であった。考えるより先に体が動くとも言っていた。

その母がSnowManにハマったもので、当然の流れでダンスの振り真似をしてみせることがあるのだが、これが見事に盆踊りなのである。運動音痴の私から見ても、まったくの別物になっている。

ひーちゃんに見せたら、別物すぎて泣いちゃうんじゃないかと思う。

おそらく原因は、すべての拍を表で取ってしまうせいなのだが、ああなるほど、佐久間さん(運動音痴だけどダンス&アクロすごい)と逆のパターンで「ダンスのうまさと運動神経は関係がない」を証明しているな…と感動すら覚えた。

人体の不思議も感じさせてくれる、SnowMan

 

気づけば、何年も交流していない高校の同級生が、実はスノ担だと風の噂で聞いたり、インスタのSnowManアカウントにいいねしてることで気づいたりもしている。

裾野が果てしないよ、SnowMan

 

 

 

 

お気づきだろうが、この記事にオチは無い。

SnowManの世界の入り口に立った時の自分の記録を残したまでである。

いわゆる沼落ちブログ、と呼べるほどの体裁もなしていないが、ひっそりとインターネットの片隅に置いておく。

舘様のいる世界

宮舘涼太さんという人が、どうして私はこんなに気になるのだろうか、という話。

 

2020年早春、私は当時ハマり始めたキンプリちゃんについて調べるため、某Jr.のバラエティ番組を見ていたはずだった。

 

それまでの人生、ジャニーズ自体に興味なく生きてきたタイプで、なんならビジュアルやファンサにキャーキャー言うのは苦手なタイプだった。

あと、一時期芸人クラスタだったので、バラエティでありがちな「アイドルが若手芸人の真似して前へ前へしゃしゃり出ちゃうような中途半端なボケ」とかは見ていられない人でもあった。

だから、失礼ながらアイドルしか出ないバラエティに笑いは求めていなかった。

 

その時に見た番組は、キンプリちゃん以外にも何組かJr.のグループが出ており、全体をキングチームとプリンスチームに分けて色々対決するという内容だった。

キンプリちゃんが見たかっただけなので、他の人については個人名はおろかグループ名すらほぼ知らない状態だった。

SnowManというグループ名は、長年ファンをしていた親友の影響で辛うじて知っていた。

でも顔と名前は一致していなかった。

 

番組が進むにつれ、対決の意気込みを聞かれたりする場面で、ちょこちょこボケる担当の人が分かってくる。

なるほどこの人がボケたがりなのね…とか、勢いだけでいったな笑、とか感想を抱きながらも、まあやっぱりちょっと痛々しさはあるかな…なんて謎の上から目線で鑑賞していた。

 

舘様の花言葉を聞くまでは。

 

それまで、芸人さんにしても、キメ顔でボケるような人は「空気が読めないすべり芸」というのがセオリーだと思っていた。

いやお前が偉そうに何言ってんだよ!みたいな「常識人」からのツッコミを受けて成立するものだと思っていた。

まあ小沢さんはちょっとその流れを変えた先駆者だと思うのだけど。

(ツッコミのはずが「あまーい」でよいしょするというボケかぶせ、いわゆるWボケのパターンだと思う。)

 

ところが、バラを背負ったような雰囲気で登場し、謎のどっしり感をたたえた「舘様」と呼ばれる人は、ちっとも焦らずキメ顔で、花言葉を発表した。

別におかしなことは言っていないと思う。だがしかし、そこが問題なのだ。

つまり、明確なボケでもないのだ。

この人、渾身のボケを出す時の「間合い」を使って、なんかちょっと素敵なことを言った。

そしてその後の現場の空気は、笑顔と祝福に満ちていた。

 

なんだこれ。

なんだこのオチ???なんだこの間合い?????

オチを言わなきゃ成立しないような間なのに、結果みんな笑ってるしなんなら小沢さんキュンとしているではないか…???

あまーい言わせてるけど、なくても成立していたのでは??

大体にして、持ちネタが花言葉のジャニーズって?????

 

 

盛大に混乱しつつも、この人めちゃくちゃ間の使い方わかってる…!と妙に感心したことを覚えている。(だからなんでそんな上から目線)

アイドルとはいえ、サムくない笑いを取れる人は大好きだ。

 ここで間違いなく私は「舘様」を覚えた。

 

その後すぐ、キンプリちゃんのかわいさに引き戻されたし、舘様もグイグイ出てくるタイプではなかったため、興味は終息した。

はずだった。

 

 

いよいよ盛大に舘様に「ひっかかる」のは、メンバーでドッキリにかけられた番組を見た時のことだ。

仕掛け人であるメンバーの部屋へみんなで遊びに来たら、殺人犯が押しかけてくるという、ドッキリとはいえ恐ろしい内容だった。

犯人がインターホンを鳴らした時、仕掛け人の康二くんすら何故かガチでビビっていたし、ただただ身を寄せ合って震えているメンバー達。当然である。

 

だが、舘様は違った。

彼はフライパンを振っていた。

誰もがインターホンのモニターと玄関を凝視しておろおろする中、焦げないようにフライ返しも使っていたと思う。

 

 

え、そんなことあります???

 

 

あの時、私の脳内には渡辺翔太が降臨していた。

それスノだったら特大のテロップと一緒にフライパンを振る舘様の静止画が出ていたことだろう。

 

彼は別に、ドッキリと気づいて冷めたリアクションをしていたわけではないと思う。多少疑っていたかもしれないけれど、ちゃんとチラチラ玄関の方は気にしていた。心配そうな表情も浮かべていた。

ただし、その手はフライパンを振っていた。

今まさに殺人犯が部屋に押し入ってくるかもしれない最中、彼はおいしいごはんを作ろうとしていた。

 

もうこの辺で私は舘様に惚れていたのだと思う。

 

 

さらに彼は、部屋に着く前に一瞬ぶつかって来ただけの人の顔をなんとなく覚えていた。

インターホンに写る犯人が、さっきぶつかった人と似てるんだよな…なんてこまかい伏線ポイントに気づいてくれたのである。ドッキリスタッフ大歓喜だったことだろう。

こういう絶妙に聡い人に、どうやら私は弱いらしい。

 

だがしかし、舘様は確信の持てないことを人に押し付けたりはしない。なにせ紳士なのである。みんなの声を遮ってまで自分の話を通そうとはしない。

ポツリとつぶやいた後は、そのことについて話題にしなかった。

もし犯人と同一人物だったら、大きな手がかりになるのに。

そして結局、こんなに冷静だった(ように見えた?)にも関わらず、最後までちゃんと真面目にドッキリにかかっていた。

この、「決定的に鋭いわけではないけど、どこかみんなとは違う所に気づいている」という点も私に大きく響いた。

 

(後々、いろんな場面でいろんなすの担さんから「舘様が何か言おうとしたけどタイミングを逸して言えずに口をぱくぱくしてた」といった目撃証言が聞かれ、そのいじらしさというか、愛おしさというか、そういう感情が大爆発したのはまた別の話。

私が一番好きな宮舘涼太動画でも、その雰囲気が垣間見える↓)

 

j-island.net

 

 

 

その後あっさりSnowManを追いかけ始めた私。

YouTubeを見つけてからは本当に速かった。

有識者の親友からはゆり組ananと乗馬回のだてさくポイントを教えてもらって悶絶し、

長年のすの担の親友からは「宮ちゃんがかっこいいのは世界の常識」という金言を頂戴し、興味を増していった。

 

Paraviもすぐ登録した。

それスノは本当にありがたくてかけがえのない番組だと思う。

舘様は毎回急に爆弾を落としていくので気が抜けない。

パラパラ回は子孫に語り継ぎたいレベルで伝説だけれど、

きのこ狩りの時にしれっと勝ちチームのご褒美をかっさらっていくシーン。

若者検定回で、ふっかのボケがスルーされた時の「可哀想だろうよぉ」。

この辺は「私が最高に好きな宮舘涼太」セレクション殿堂入りである。

 

 

こうして私はまんまと「舘様に沼落ちした」もとい、「宮舘王国の領海に沈んだ」のであった。

 

 

他にもゆり組のこと、だてさく、あべさく、数々のおっちょこちょいエピ、レインボーロズくんのこと…

たまらない気持ちにさせられたことは数々あった。

もちろん他のメンバーについても次々魅力を知り、メンバー同士の関係性のおもしろさにもハマっていった。

 

でも私は永瀬担で、キンプリちゃんを応援するだけでも供給がたくさんあって、SnowManに関してはしばらく、外側からやんややんや言いたいなと思って「推す」という名言を避けていたところがあった。

(まあ全然騒いでましたけどね。)

 

 

それが変わったきっかけが、今回の新型ウイルス感染のニュースだった。

これに関しては未だにどこか心配を拭い去れないでいるけれど。

 

それまでもジャニーズに限らず、色んな有名人の方が感染したニュースを聞き、

その度に、ああどうかこれ以上何も起きませんように、と祈るような気持ちになっていた。

でもあの日、舘様陽性の一報を受け、強い不安を感じ、そしてそれまでの自分の想像力の薄さに愕然とした。

 

まだ若いし、無症状やほんの軽症ならば。今は悔しいかもしれないけど、またすぐ戻ってこられるからね。なんて気持ちがそれまで正直あった。

でも、いざ好きな人が陽性となり、その人はどうしているだろうかと想像を巡らせた途端、ぞっとした。

 

後から症状が出てくる可能性もあるという恐怖。

誰にもうつしていないだろうか、何がいけなかったのか、という精神的負のスパイラル。

夢見ていた舞台を諦めなくてはいけない状況。しかも自分一人の夢ではないこと。

誰一人わるくないと分かっていても、どこかで面倒をかけているということに苛まれるであろうこと。責任感の強い人であろうからこそ、なおのこと。

それを、身体は変わらず動くのに、じっと耐えなくてはいけないこと。

辛い時はせめて誰かそばにいてくれさえすればと思うのに、それこそが禁じられてしまうこと。

 

そうか、陽性になってお休みするって、こういうことなのか。

やっとその恐ろしさに気がついたような感覚だった。

 

 

ここからはただひたすら私の私見だ。いやずっとそうなんだけど。

 

 

舘様は強い。いつもみんなそう言うし、実際に身も心も丈夫な方のようだ。

本人もそう思っているのだと思う。気をつけてらっしゃるようだし、自分に言い聞かせている部分もあるのかもしれない。

でも、強い「から大丈夫」、と言われるのはたぶん結構つらい。

信頼の証として嬉しいこともあるだろうけれど、なんだか心配を打ち切られたような気持ちがすることもあるんじゃないかと思う。

一人でいるのは得意かもしれない。一人の時間を大事にする人かもしれない。

自分からベタベタするタイプではないかもしれない。

でもこの人は、「これからも楽屋は9人一緒がいい」と言った人だ。

 

だから、強くなくてもいいから、どうか無事に戻って来てね。

せめて電話でもメールでも、好きな人たちと触れ合って耐えてね。

それが、一報から数日経って私の中に残った気持ちだった。

 

 

自分でも、こんなに心配していることに驚いた。

そして復帰が決まった時、そこでとうとう、ああ好きだな〜!とはっきり思い知らされた。

会えない時間が愛育てるのさ、とはよく言ったものである。

 

そうと分かれば話は早い。

腹をくくってFCに入会した。

親友たちにも報告した。

そして冷めやらぬうちにここまでの顛末を文章にしておきたくなった。

 

 

 

 

ここまでが、2021年1月13日時点で書いた文章だ。

そして迎えた1月15日、復帰後の宮舘涼太ブログ担当日。

 

そこに並ぶ、あまりにまっすぐでこれ以上なく伝わってくる言葉の数々に、ほっと胸を撫で下ろしつつも、やっぱりとてつもなく辛かったよね、戻ってきてくれてありがとうね、と胸が熱くなった。

 

一時期、だてこじの関係ができたことによって舘様はよく笑うようになった、とメンバーが言っていたけれど、同時に自分の「脆さ」みたいなものも、ちょっとずつ見せられるようになったのかなと思う。

 

(これはもしかしたら他のメンバーにも当てはまるかもしれないけれど。

誰にでもある各々の 「脆さ」は、時にその人の愛おしさであり、魅力でもある。

康二くんは、自分についても相手についても「脆さ」を認めて愛するということを、身をもって教えてくれてると思う。

これは彼らが一際輝くために、とても重要なことだったと思う。

だからこのことについて、私は康二くんに一生頭が上がらない。)

 

そして今回のブログにもその影響が垣間見えるように思う。

今まで自他共に「みんなを支える舘様」のイメージだったけれど、みんなに頼ることもできるようになったんじゃないかと。

それって実は、舘様にとっても大事なことだと思うし、頼られる方にとって嬉しいことでもある

 

夢が沢山できたというあなたを、応援できて嬉しい。

ファンになること、間に合ってよかった。

本当に本当に、おかえりなさい。 

最終的にそう思えるブログだった。

 

 

 

ああ結局なんにもまとまらないのだけれど、いつもたくさん愛を伝えてくれる舘様に、長々とラブレターを書いたようになってしまった。

まさにそこを書き留めておきたかったのだからいいっか、とも思う。

 

 

 

 

 

デビュー2年目も、大躍進する舘様をたくさん応援できますように。

改めて、舘様のいる世界にごきげんよう

2020年ジャニオタ元年

年末なので、今年自分の中で1番の出来事であった「ジャニオタ、永瀬担になった」ということについて、記録を。

まじでただの個人の感想記録なのと、だらだら長いので、本当に暇な人にしかおすすめできません。悪しからず。

 

 

最初にキンプリちゃんをキンプリちゃんとして見たのはいつだったか、親友うみさんがカラオケ行く度に歌うシンデレラガール。本人映像なので自然とMVを見ることになる。

それまで「なんや最近出てきためちゃくちゃ人気のジャニーズ」くらいの認識しかなかったです。

初めてMV見た時はかっこいいというより「なるほどジャニーズ、めちゃくちゃ王子様衣装〜!かわいい子たちがキャッキャしとる〜」って微笑ましく見てたけど、ふとかいちゃんが常にキラッキラの笑顔であることに気づいてしまう。

びっくりするくらい自然かつ満面の笑みなのでキュン通り越してプロとしての尊敬を覚える。(どの立場)

うみさんとは定期的にカラオケ行くので、同時に定期的に見るMV。その度に気になるかいちゃんの笑顔。TVで見かけるとちょい気になる存在に。

 

ちなみに初めてツイート(本アカ)したのは201811月のしやがれ、しょうさんといわちがMJとロケしてるやつ。

近眼のプリンスがおもしろすぎたのと、「ミント畑にバスタブ用意されてるキンプリちゃんすげえな」みたいなことつぶやいてた。

 

2019年末の紅白では「キンプリちゃん紅白2回目なの?!赤ちゃんだと思ってるとこあるから」という旨のツイート。

その後しばらくはボラプ沼にどっぷりすぎて他のことは見えていない。

ただ、秋に友人数名と遊んだ時にキンプリちゃんの名前を出して驚かれる。

ジャニーズのジャの字も出ないような人間だったのと、そこにいた友人の半数以上が何かしらの形でジャニーズに足を突っ込んだことのある人だったので。

その場では複数名が岸くんの名前をあげて「いい子なんだよね〜」って盛り上がってた記憶。今ではその意味もよく分かる。

 

そして1月末には本アカの好きな人欄にK&P表記(唐突)。きっかけが思い出せませんが、じわじわ気になってたし、関係厨としての勘が働いたのだと思います笑

ただしこの頃は箱推しで、露出の多かった平野さんと笑顔が最高のかいちゃんが気になっている。平野さんに関しては、元々天然さんに弱いので当然の流れなんですよね

当時うみさんに「彼は天然は天然だけど、結構色々考えてるタイプのおバカちゃんだと思う」みたいなこと言われて「ほう実に興味深い」と思った記憶もある。今はその言葉がめちゃくちゃよく分かる。

別に追ってなかったのに感じ取ってたうみさんがさすがすぎる。

 

ちなみに廉さんについては多分、一番関心が薄かったと思う笑 私のお顔の好みはじぐひらなので

顔がいいという評判が先行して頭に入ってたのと、あの飄々とした感じから、勝手に俺様系なのだと思っていた。

今となってはこれが盛大な前フリとも思える

 

当時の最推しQUEEN御大の来日公演を終え、燃えつきた感があった2月頃には、キンプリちゃんと源ちゃんのことを考えて1日が終わっている、というツイート。

たぶんこの頃めちゃくちゃ調べてる笑

オタク、「ハマった」とつぶやく頃には相当調べてる説。笑

 

3月上旬には自分への誕生日プレゼントと称して円盤を手に入れており、うみさんと2ndコン鑑賞。

っていうかうみさんにもプレゼントとしてアルバムをおねだりしている笑 自費で買えや

 

そしておそらくジャニーズwebに登録した3月末、ついにれんさんが「まめに毎日ブログを更新してるタイプ」ということに気がつき一気に興味が湧く。

そう、わかりやすい、ギャップ萌えですね!!

最初は「なんだこの人?!ナルシストっぽいツンデレじゃないのか??計り知れぬ」くらいの感じだったけど、うみさんには「そういう人に最終的におちたりするんですよ」と予言されているさすがうみさんn回目)

ライブ映像でのファンサを見て、そのマメなんだか雑()なんだか分からんけどとにかくいっぱい振りまこうとしてる姿がかわいくて仕方ないなと思ったのもこの頃。

 

まあ4月はじぐたんか廉さんかで悩みに悩んでたんですよねおれ、プロアイドルとしての自覚ありありでパフォーマンスするのに、普段は裏表なくて素がツッコミどころある人が大好きらしい(例:じくれんだて)

 

おそらくこのあたりで研究資料としてROTも見ている

いわちの存在感とか信念とかお姉ちゃんっぷりとか頑張り屋さんなところとか、愛おしさがぐわっとなって、でも気づいた時にはいわちはお休み中になってて、やり場のない愛おしさを胸に、1stコンを繰り返し見ていた。

(一番大好きな円盤だよ1stコン。Princeのパフォーマンス、ど新規のオタクでもその尊さが分かったよ。)

 

そして最初の無料ハピライから徐々にジャニオタとしての自覚が生まれ始める。最初はキンプリちゃんだけだと思ってたんですよぉでも無料ハピライで他グループのパフォーマンスが見れたり、周囲の先輩オタがすの担だったりトラジャさん推してきたり、ずっと前からえびちゃん布教されたりしてたもんだから

ちなみに本アカには考察力&プレゼン力がすごいぶい担さん達と、ナとの共通項の多さ?からか実はえび担って方と、関係厨にはたまらないキンキ担さんという、ジャニオタが複数名いたので、ますます加速した。

 

あと、しょうれん関西時代のことを調べたのもこの辺かな。関西の独自の感じ、こーじという存在、なにきん、などなどのことを知ったのもある程度衝撃だったけど、何より今とは違うれんさんの姿に驚いた。

まだまだあどけなくて全然MCじゃないれんさんを見てびっくりしたのと、パフォーマンスする時のあまりの愛おしさに爆発した。

お兄ちゃん達には自然と甘えてて、トークの時はうまくボケられない時もあって、周りが気を遣ってしまいそうなくらい真顔の時があったり(おそらく本人はテンパったり考え込んだりしてるだけ)、でももじもじしてるわけでもなく、愛想がとびきり良いわけではないけど楽しい時はめちゃくちゃ笑ってて、急に突拍子もないことやるから周りもびっくりして、そんな時に本人は何故かドヤ顔で。笑

パフォーマンスでは割としっかり自分なりに「かっこいいことやるぞ!」みたいな意識が見えて、でもいざやると照れてて、キャーキャー言われると素直に嬉しそうで。自信があるのかないのか笑、でもここで生きる以外の選択肢を考えたことがないような顔をしていて。

 

これは今についても言えることだけど、きっと色んな、本当に色んな人の色んな言葉にさらされているだろうに、色んなことを考えながら、でも「それはこちら側の話」という感じであっさり切り離してお首にも出さず、自然体で堂々として見えるせいか強気に見えることもあるだろうけど、いざ開けてみたらあまりにも普通の男の子って感覚も持ってて。さらっと周りの人への感謝を忘れなくて、理想像と現実的な視点を併せ持ってて。

ツンデレではあるけど、好きな人達や物事への好きの気持ちは割とストレートに表現して。

 

ああ長ったらしい!!笑

言葉にするのは難しいなぁ。

とにかくそういう「れんれん」の未完成時代みたいな部分を知ってしまってからは、今のツッコミ役に徹するれんさんや、腹が立つくらいナルシストみたいなキャラを演じるれんさん(褒めてます)を見ては、愛おしさがこみ上げて来るわけです。

 

自粛期間で動画を漁る時間が取れたこともあったし、一度掘り始めるとマントルまで爆速で掘り進めるクセがある根っからのオタク気質を発揮し、5月にはリア友にしてジャニオタの先輩であるうみさん&マミさんとリモートオタ会を実施。

これが割と決め手だった。

元々友達なのに、オタ話までできる嬉しさと楽しさからその場のノリでジャニオタアカを作り、あれよあれよとFC入会。現在に至ります。

2人には本当に感謝だよこれからも公私共に(公とは)よろしくな!!

 

ちなみにすのさんにハマったのも45月らへんだと思う。元々うみさんの影響で名前は知ってたあべちゃん、たまたま見ためめらうのGame、加速したとどめはマミさんがしょぴ担と聞いて「どの人だ?」と思って検索したYouTube

YouTubeあるのはやっぱり強い。関係厨にめっぽう強いよすのさん。

この辺はまた別の機会に

 

昔は「ジャニーズ」というブランドがもっと明確で独特で、その文化というか、当時のタレントさん達のファッションセンスとか、男子像みたいなものが私はそそられなくて。

世代的には学校へ行こう!ドンピシャ世代なので、ぶいさんはバラエティ的な面で大好きでしたけどね。アイドルの彼らを追っかけるまでの興味はなかった。

最近のジャニーズは、ある意味かなりファッションのトレンド性みたいなものがニュートラルになっているというか、なんと言えばいいのか、それまではアイドル誌にしかいないイメージだったのが、女性誌にも普通に出るし、衣装もザ・アイドル!って感じじゃなかったりもする。あとはSNSが普及したり、バラエティで人となりが見えることも多いような気がして。

なのでこうやってハマることができたのかなと思います。雑な考察で申し訳ないですが。

昔から存在を知ってはいたし、十分に素材はあったのに、ハマらなかった。

その人に合ったタイミングっていうのがあるんですよね。

それをすごく感じたのがジャニオタになった自分を認識した時でした。

この前代未聞かつ先行きの見えない時代に、そしてこれから飛躍していくだろうタイミングに、彼らに興味を持てたこと、とても嬉しいな、オタクとして幸せだな、と思う一年でした。

熱しやすく冷めやすい私、そしてオタクというものは勝手に好きでいるものだという基本スタンスの私、いつまでこんなに熱を上げていられるか分かりませんが(ここまで語っておいて!)、好きでいるうちは存分に好きでいたいと思います。

 

 

何が書きたいのかよく分からなくなったし、まとまらんかった

もし読んでくださった方がいたら、お付き合いありがとうございました!

よければあなたの沼落ちブログも読ませてください!!(人の沼落ち話聞くの大好き芸人)